後衛の天敵!?風が強い時のストロークとダブルス展開について

テクニック

皆さんは風は好きですか?

私は追い風ならそこそこ得意ですが、向い風はあまり好きではありません

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無風なのが一番ですよね

私の学生時代の大きい大会は千葉県の白子町が多く、無風の日なんて滅多にありませんでしたが白子関東個人優勝、関東大学1部リーグでは常に勝ち越していました

この記事ではソフトテニスのダブルスで皆を悩ませている『風』について私が実践してきた対処法や考え方や注意点を紹介いたします

風が少し強くてもソフトテニスの試合はあるのでしっかり対応できるようにしましょう

日頃の練習での考え方

まずは風があるのは当たり前、試合もきっと風はあると考えるようにしましょう

風に対応できるかできないかも実力の内なので、自分のミスを風のせいにばかりしていると本番の試合で安定して勝つことはできません

大切なのは、風が強い日の練習でもしっかり集中するメンタルです

風が強いは乱打や試合形式は打ちにくいので1本打ちなどをする学校があります

しかし、風が強いとボールは散らかるし集中力も散漫になりやすく、練習がグダグダになりがちです

それでは、いつまでたっても風の対応力は身に付きません

風に対応できるようにするには、風が強い日にこそ乱打や試合形式をやることだと思っています

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強風の日は上手くなるチャンス!

風が強い日の試合前の準備

風向きを把握する

風向きによっては展開ポジション狙うコースなどが変わるので、落ち着いて考えられる試合前からしっかり把握しておきましょう

自分のペアと一緒に得意と不得意を再確認する

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皆さんは自分のペアがどんな風が得意で、どんな展開が苦手か知っていますか?

風上からでもしっかり打てるか、横風の時のレシーブはどうするかなど、試合前にペアと打ち合わせをしましょう

サーブのトスを確認する

試合前の乱打でサーブを打っておくのがベスト

風向きを考慮したレシーブポジションを決める

強風の場合はいつもと同じポジションだと対応しきれない場合があるので前後左右の微調整は必要です

相手も状況は同じだと考える

対戦相手も同じコートで試合をするので条件は一緒です

落ち着いて、風としっかり向き合いましょう

風上の後衛

風上からのストロークの注意点

風上から打つとボールが伸びて威力は出ますアウトになる確率がグッとあがります

アウトをしない為には打点をなるべく下げないようにするのとネットの上を正確に狙うことが大切です

球質はドライブ系がいいですね(かけすぎはダメ)

高い打点でしっかりボールを引きつけて打つようにしましょう

逆に、打点を下げてすくい上げるように打ったり打点が前すぎたり離れすぎたりするとコントロールが難しくなるので注意

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下からすくい上げるように打つと風に乗りやすいよ

ガット(ストリング)の種類によっても反発力や飛距離が違うから風上が苦手な人はガットを変えてみるのもありだよ

風上からボールをしっかり入れたい人にはポリ系ガットがオススメだよ(小中学生はやめたほうがいい)

風上の戦い方

高い打点からしっかり攻める

浅いボールは相手前衛に警戒してしっかり返球しよう

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風上からでもロブが打てると試合が楽になるよ

風下の後衛

風下のメリット・デメリット

風下からのストロークはボールが失速してくれるのでミスが減るから楽だと思っているプレイヤーが多いようですが、相手のレベルが高い時は逆に厳しくなる場合があります。それは相手のストロークが伸びてきて差し込まれたりコースが厳しくて打点に入れないことが増えたり、こちらからストロークで攻めてもボールが失速して攻めきれないことがあるからです

しかし、前述した通り風下からのストロークはアウトしにくいというメリットもあるので、そのメリットを活かした風下の戦い方をご紹介します

風下の戦い方

いつもよりポジションを後ろ

中ロブで相手後衛を振り回す

ショートボールスライス相手後衛の打点を低くする

打球力に自信があるなら打ちまくるのもあり

横風時の注意点と有利な展開

正クロス展開からの立ち回り

例えば右から吹く横風の時はクロスにシュートボールを打つと前衛に取られる確率ミスをする確率が増えます(相手も自分も右利き想定・自分は赤色

この場合はロブを使って早めに右ストレート展開にするのがオススメです

左ストレート展開からの立ち回り

この風で左ストレート展開なら今度は逆クロス展開にするがオススメです

私は横風の時には相手の後衛前に安心して打てる展開にするよう心掛けています

右から左に風が吹いている場合は右ストレート展開と逆クロス展開が有利で、左から右に風が吹いている場合はクロス展開と右ストレート展開が有利だと思っていますが、相手の球質や利き腕によって得意な展開が違うはずなので、臨機応変な対応も必要ですね

まずは自分の得意な展開を把握してペアに教えてあげましょう

まとめ

今回紹介した内容は、私が高校生から実践してきた風の対処法です

状況によって変更することはありますが基本的にやることが決まっているほうが迷わなくてすむので風に悩んでいるのなら試してみるのもありかと思います

ソフトテニスプレイヤーは風の対応が必須なので、風が強くてもしっかり練習しましょう

練習で風を毛嫌いし、自分のミスや試合での負けを風のせいにしているようでは成長できません

是非、強風の中でもソフトテニスを楽しめるメンタルと技術を身につけてください

最後まで読んでいただきありがとうございました

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